8000m+1000m
原宿駅の改札に向かう。
織田フィールドでのポイント練習は1ヶ月ぶりだ。
改札を抜けると新駅舎の装い。
行き交う人が少ない。
錯覚か。
競技場の更衣室に到着する。
いくつものロッカーが空いている。
空きロッカーを狙うランナーの姿はない。
ここにもコロナ。
モチベーションの維持が難しい。
来週から競技場の改修も入るようだ。
混雑の激しいトラックは嫌だが、閑散としたトラックはもっと見たくない。
暖冬の影響で練習日和だ。
ペース走でも寒くない。
結果↓
前日に5000mを走っているので、3:50は余裕と暗示をかけた。
間違いなく5000mまでは余裕はあった。
ここから頭の中で周回カウントダウン。
厚底履いているのにぎりぎり。
なんとか8000m到達。
繋ぎでラスト1000mを考える。
3:20は切りたい。
走り出す。
すぐに右脹脛がピクつく。
すぐに内側に入り、様子を見てやめ。
原因は間違えてヴェイパーを持ってきたことだろう。
故障の気配が漂っている。
毎年3月に脹脛か臀部を故障している。
今年はやや早い。
しばらくランオフか。。
モチベーションの維持が難しくなりそうだ。
駅伝
大会の中止が相次いでいる。
立川ハーフも中止となった。佐倉、長野あたりはまだ決定はしていないが、この流れは非常に厳しいだろう。
今シーズンが終わりを迎えてしまいそうだ。
そんな中、駅伝が予定通り開催されるとの連絡が入った。参加者は200人弱なので少ないこともあるのだろう。
シーズンラストレース濃厚。
まだ、ハーフの80分切りもサブスリーも残せていない。
4シーズンぶりだ。
ここで一矢を報いたい。
5km16分台まで、あと5秒。
今日こそは突破したい。
襷の力を借りたいところだ。
5km×6人。
1区速し。エースが集う区間なら
ほぼキロ3ペース。
16分台で帰ってきても後方。
この世界で走れるようになりたい。
あっという間に出番。
4区。
アップが落ち着かない。
ジョグでバタバタしている。
地に足がつかないというのはこういう状態をいうのだろう。
緊張していた。
結果↓
1kmまでに水門上り。
3:30よりも早い。
直後の下りをリラックスして。
2km通過7:01。
追いついてきた方につく。
3:30/kmに余裕がない。
追い風を感じられない。
3km前に意を決して前に出る。
時計に目をやるが、大して上がっていない。
折り返し後に前方のランナーの存在に気付く。
きつそうだ。
私もきつい。
ラスト1kmで応援が入る。
上げたくないが上げる。
漸く追い抜き。
一安心。
また応援が入る。
やや頑張る。
少し楽をしようとすると、応援の声が何度も後ろから聞こえる。
嬉しいが、つらい。
この繰り返し。
目標からかなり遅れて、タスキ受渡し。
17:34。
満足はできないが、納得はできた。
16分台の力はない。
1ヶ月後、突破しよう。
【青梅】
走り始めて半年で出たのが青梅マラソン。
10kmでレースデビューして、ハーフの距離をすっ飛ばして30 kmに挑戦していた。
2時間27分と5:00/kmを切っていたのは今思えば驚きだ。ただ、市街地に戻ってきてから絶望的に脚が進まなかった記憶がある。
あれから10年。
雪で中止となった2014年以外すべて走っている。調子が悪かろうと、フルマラソンとの連戦になろうと走ってきた。
街をあげてのお祭りの雰囲気がいい。
スターターは毎年豪華。
今年は澤穂希だ。
招待選手も豪華。
トップランナーが男女ともに毎年エントリーしている。
今年は前田穂南だ。
そしてそんな選手と1車線ですれ違う。
公式の給水所以上に私設エイドがある。
愛着のある大会の一つであることは、間違いない。
いつも通りの青梅線直通電車に乗る。
立川で乗り換えると混雑に巻き込まれる。
無事、9時半前に河辺駅に到着。
キャパオーバーで階段に上がれないのもいつも通り。
雨が強くなっていた。
北口のハンバーガーショップで時間調整する。
朝食のうどん2人前だけでは足りず、コンビニでパンケーキを追加する。
河辺小で荷物預けは10:50までだ。
スタートまで40分。
雨が強いと厳しいが、幸い弱まっていた。
薄手のウインドブレーカーを羽織り、スタート地点へ。
11:10過ぎでも整列には、余裕があった。
一つ前の先頭ブロックに至っては、人がほとんどいない。
雨はあがっていた。
いざ!
スタート→5km(19:11/19:16)
先頭ブロックはスタート前に5m詰めたが、後ろのブロックは詰めず。お陰で先頭と同じようにすぐにスピードを出せた。ロス5秒。
アップダウンはあるが3:55/kmぐらいで折り返しまでというのが、本日の想定プラン。
上り基調だが、足取りは軽く、3:52/kmあたりが表示される。このリズムのままいくことを決意。
5km→10km(19:26/38:42)
5km通過時点で発汗が多かった。やや速いか?
いや、昨日の🍺が排出されているのだろう。
前日調整に不甲斐なく失敗していた。昼にチャー大、餃子一枚、🍺を注文してから止まらなくなった。
胃が重い。
赤羽前も飲んでしまった。
やはり前日は禁酒しよう。
10km→15km(19:57/58:39)
10km通過が38:42。予定よりかなり早くなってしまった。脚の疲労感がじわりと感じられ、4:00/kmイーブンまで落とすと決める。
トップ選手とのすれ違い。
圧倒的なスピード感だ。
そして、呼吸は荒い。
それでも最後まで押し切れるのだろう。
15km→20km(20:09/1:18:48)
折り返し付近で4:00/kmがきつくなっていた。
下りとなってもペースアップは厳しいだろう。
上げずにイーブンで行き、21kmの坂に備える。
補給のサプリメントを摂るはずだが、気持ち悪くてスルー。
20km→25km(22:48/1:41:36)
20kmのマット通過後、一度立ち止まる。
胃の不快感に我慢できなくなり、腰ベルトをずらして走り出す。4:10/kmまで落ちても2分台だなと思い、自重する。
25km→ゴール(26:22/2:07:58)
25kmの坂以降、ペースが戻る。
後は下るだけ。
26km過ぎに一度、右脹脛にぴくっとくる。
さらに少しペースを落として様子を見る。
4:30/kmまで落ちても3分台。
と思っていると、第二波。
反射的に右脚を止めると、太腿の付け根が痙攣。少しでも動くと更に大きい波に飲まれるやつだ。
完全にストップ。
そして歩行。
ラスト1kmで知り合いから応援を受けるがペースアップは出来なかった。
これも一つの結果だ。
受け入れるしかない。
火曜の駅伝も体感とタイムが5秒ほどずれていた。太ったか?少し絞ろう。
来週の月曜は駅伝だ。
前日の🍺は、ゴール後にとっておこうと強く思う。
駅伝
昨年に続き、同僚・同業種での参戦。日常的に走っている人半分、借り出されて急ピッチで走り出している感ある人半分。
8時半前に着くと陸上競技場のスタンドは一杯。野球場のスタンドに陣取る。
気温は低いが、日差しは暖かい。
アーマーも要らなさそうだ。
そして、一年ぶりの5人集合。
ただ1区の召集もあり、慌ただしい。
来年はもう少し早く集まった方がよさそうだ。
一区間4.1km。
住宅街を駆け抜ける。
折り返しの周回コースなので、狭くなる道もある。
タスキの受渡しは競技場のストレート。
ゼッケンナンバーを読み上げる拡声機が不明瞭で聞き取りにくい。
受渡し難民が続出し、係員がゼッケンを叫ぶ。
さらに拡声機が聞こえない。
トラックから身を乗り出して、走者を目視で確認しようとする。
すると係員に下がるよう注意を受ける。
走る前のストレスが。。。
とはいえ、無事にタスキを貰えて一安心。
タスキを受け取ってから、時計を押す。
ロス2.3秒はありそうだ。
今日は3:27/kmで入って、ラスト上げる予定。
同様のペースの方が見当たらず、体感を頼りに走る。ただ周囲とのペース差が激しく、適正なのか飛ばし過ぎなのか読みにくい。
1km通過は3:29。向かい風の中なので許容か。
上げる余裕はなく、このまま。
2km通過は3:33。常に追い抜きモードだが、ややきつさがあり、ペースは落ちていた。
3km通過が3:31。ペースを戻したつもりが戻っていない。このままだと昨年のタイムを下回ることになる。ここで早めに切り替える。
時計に目をやると3:25付近。さらに上げて競技場へ。
次走者がいない!
それでもスパート。
計測マットを超えてから、次走者が飛び出してきてタスキ渡し。ロスはほぼ無し。
時計を見ると13:54。
ラストは3:20。
思ったより上げられなかった。
受渡しのロスを計算すると数秒昨年の記録を上回ったぐらいだ。
最低限の結果。
とはいえ、チームとしては昨年よりいいタイムで繋いでいる。
走り終えた後にまた楽しみがあるのも駅伝だ。
ダウンのジョグを兼ねて、最終ランナーの激励に向かう。ドキドキしながら待つ。
目標の80分切りには間に合わなかったが、昨年と比べて2分近く早くゴールできそうだ。
アンカーを応援して、ゴール地点へ。
全員が昨年のタイムを更新していた。
これは嬉しい。
ゴール後、もう一つの楽しみが。
撮影だけでなく、サインをお願いしようと考えていた。
シューズ袋とマジックは用意済みだ。
記念撮影の列に並ぶ。
列は長くなってきている。
断られるか?
いや、ここは勢いだ。
隙間の時間に快く書いてくださった!
そして、男前!
日本選手権、応援しよう。
正式なリザルトは13:56。
3:24/kmペース。
目標としていたタイムだっただけに悔しい。
2週間後の駅伝でこの悔しさを晴らしたいと思う。
そして仲間との🍺が美味い。
来年も走ろう。
最終調整1500m
駅伝が近づいてきている。
昨年と同じメンバー5人でタスキをつなぐ。
予定が合わず、練習で全員集まることができなかった。だからこそ当日が楽しみだ。
そしてもう一つ楽しみにしていることがある。
なんと200m日本記録保持者の末續慎吾選手がゲストランナー。
府中市HPより
去年の朝原宣治さんに続くビッグネーム。
そして短距離選手。
北京五輪つながりなのか。
1区を走るらしく、同じ区間ではないので一緒には走れない。
ただ記念撮影を試みようと思う。
一区間の距離は4.1km。
昨年は14分ジャスト。
5000m16分台を目指す以上、4000mなら3:25/kmより速くありたい。
本日は3:25/kmのペース確認。
結果↓
比較的余裕があった。
フル明けとしては動いている。
12月の5000m17:04の2日前練習は3:35/kmのマイル3本だった。この時より余裕度が大きい。
追加でさくっと1周3分1桁の刺激を入れておしまい。
フレッシュな感覚で当日を迎えたい。
おそらく3000mまでは3:25/kmのイーブンでいけるだろう。
ラスト1000mをどれくらい切り替えられるか。そこはタスキの力任せだ。
いや、自分次第だ。
再始動
別大が終わってしまった。
幸い身体のダメージも心のダメージも少ない。
今の自分に足りないものが明確になったからだ。
それは腹筋と背筋。
走り始めた頃は、本を読み漁り、何でも練習に取り入れていた。補強もしていた。
最近はしていない。
確実にさぼっている。
走っているときに走る筋力は鍛えられると思っていた。
36km付近で腹筋が崩壊するまでは。
これからはコツコツ鍛えようと。
朝5分ほどで終わる腹筋周りの筋トレをすることにした。
昨日がその初日。
次のフルまで2か月間は継続させていきたい。
火曜の夜さくっと1km走ってみたところ、3:36。重めの脚だったが、痛みはなかった。
練習再開だ。
昨日は来週の駅伝に向けてのトラック練習。
相談して3000m+1000m。
ペーサー役なので風にあおられる。
そしてペースは不安定。
頑張ってついてきてくれる仲間に申し訳ない。
結果↓
12:13-3:53とほぼ想定通り。来週が楽しみだ。
今後に向けて、スイッチが入った。
ブログ名も変えた。
今後の予定↓
2/11 駅伝4km
2/16 青梅30km
2/24 駅伝5km
3/8 立川ハーフ
3/20 トラック5km
3/22 熊谷10km
3/29 佐倉フル
4/19 長野フル
2月は毎週。短い距離を挟んでスピードも磨いていきたい。
密かに10kmのベスト更新を目論んでいる。
さて、本日も筋トレしよう。
【別大②】
荷物預けが11:27。
ここでトイレに並ぶが進まない。時計とにらめっこして11:44入室。
11:45までがプレラインナップなのでダッシュで向かった。
が、時間を過ぎてもまったりしていた。
一安心。
日差しが気になり、アーマーを外して、ベルトに巻き付ける。
スタート→5km(20:20/20:35)
ロスは15秒。やはり前が詰まらない。
ガイドランナーとぶつからないように走る。
下り基調で呼吸には余裕がある。
しかし北浜付近で多量の発汗。
アーマーを外しておいてよかった。
5km→10km(20:32/41:07)
5km通過が4:04ペース。下っているので速くはない。
今日は4:05か4:06なのか、それとも4:07なのか。走りながら考える。
平坦になり、nextの接地に慣れてきた。
改めて思う。素晴らしい靴だ。
規制されなくてよかった。
ジョグをしている感覚の脚だ。
眠ったままでという表現のまま進んでいる。
今日は4:05の日なんだろう。
折り返しのランナーに気を取られていると、別大最大のアップダウンに差し掛かっていた。
やや設定から遅れ気味だがあまり気にならずに10km通過。
10km→15km(20:13/1:01:20)
すぐにアップダウン。去年はきつさを感じていたが、余裕をもって通過。
やや向かい風なことに気付き、集団の後ろに位置する。おそらく風速1m程度。
別府タワー目指して走る。
往路はやや上ってきたことに気付く。
つまり、今やや下り。
4:05の設定が守れなくなっていた。
ただうみたまごまで上りあるし、と落とさずに走る。
15km→20km(20:11/1:21:31)
別府市街地を抜けると、スタート地点まで戻る。思ったより勾配はきつくなかった。
それよりも日陰の寒さが気になった。
1:22:00が去年の20km通過だったと思い出して、20km通過。昨年より30秒早かった。
20km→25km(20:06/1:42:37)
ハーフ通過は1:25:54。予定より40秒早かったが、楽だったのでそのまま。
ただバンクの傾きが気になり、最短距離よりも内側を選択。
23kmで黒モル摂取。
結果的に最速ラップを記録していた。
25km→30km(20:22/2:01:59)
去年は26kmでストップしたなと思いながら、通過。あと16kmと考えず、32kmまで走ってから残り10kmをと思って淡々と走る。
とはいえ余裕はなくなってきた。
競技場手前の29km地点の坂で自覚する。
30km→35km (21:45/2:23:44)
30km通過は2時間1分台。
ここからどうするかを悩む。
上げる余裕はない。
粘るしかない。
4:10付近で行ききればベストだ。
しかし、徐々にペースが落ちていく。
4:20がちらちら見えてきた。
35km→40km(29:02/2:52:46)
35km地点でサブスリーとのタイム差を考える。5:00でも十分。
まだ4分台で走れているから貯金ができているはず。
36km付近で止まってしまった。
脚でなく、支える腹筋が耐えられなくなった。
初めての感覚。
脚は攣っていないが、一気に6分台へ。
歩きが混じる。
40km→ゴール(12:02/3:04:48)
3:05台を目指して走る。ここで漸く右脚で攣りの傾向。
コムレケアを飲み込む。
ぎりで5分台かと思っていたが、トラックで4分台に間に合うことに気付く。
ゴール後、荷物受け取り。
シャワールームで汗を流せたのが嬉しい。
目標とする結果ではなかったが、最後まで頑張った充実感が心地よい。